日本消化器病学会四国支部 支部長就任挨拶

この度、徳島大学 消化器・移植外科の島田光生先生の後任として日本消化器病学会 四国支部の支部長を拝命した高知大学 消化器内科学の内田一茂でございます。大変光栄に思うとともに、その責任に改めて身の引き締まる思いです。
日本消化器病学会は1898年に胃腸病研究会として設立されたのを始まりとして、1902年に現在の日本消化器病学会と改称されました。この四国支部の歴史は、1958年に松本彰夫先生が山口にて中国四国地方会を開催されたのを始まりとしています。その後私の生まれた年と同年の1966年に消化器病学会は全国に地方組織を設立し、中四国支部となりました。そして1998年に初代支部長西岡幹夫先生のもと四国支部ははじまり、諸先生方のご尽力により現在まで発展してきました。
消化器病学会の使命は、“消化器及びその疾患に関する基礎的及び臨床的研究の奨励を為し、もって消化器病学の向上発展をはかり、人類の福祉に寄与することを目的とする”とされています。
支部長就任にあたり、今後はさらに消化器病の診断そして治療を通じて四国の皆様のお役に立てるようになるとともに、この四国から世界に向けて消化器病学の研究成果の発信ができるよう努力してまいりたいと考えております。先生方におかれましては、ご指導、ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
令和7年4月
日本消化器病学会 四国支部
支部長 内田 一茂